【ICL手術】東京で費用と実績の評判が良いクリニックはどこ?

ICL手術して眼鏡生活から裸眼の生活をしたい ICL

東京でICL手術を受けたいけどどこで受けたら良いか迷ってませんか?

そこでここでは費用や実績などを比較し、評判の良いクリニックを紹介します。どういったことを比較してクリニックを選ぶべきかがわかり、東京で受けられるクリニックについて自分がここだと思う場所がわかりますのでぜひ参考にしてみてください。

ここでわかること

・東京23区内でICL手術を受けられるところ

・眼科、クリニックの選び方

**眼内コンタクトレンズ、ICLとは何か知りたい方は以下の記事に詳しく書いています**

【自己紹介】

眼科勤続年数・約15年の現役視能訓練士(国家資格保有の眼科検査員)です。

関東の端っこの小さい病院で細々とICL手術に関わっています。

ICL手術後は喜びの声がある反面、合わない人など色々な患者さんを見てきたことを踏まえて記事を書いています。

ICL手術・クリニックの選び方

色々なところで手術できるので、どこを受診してよいのか迷うかと思います。

その際以下の4つのポイントをおさえて選ぶと良いでしょう。

ポイント
  • 無料説明会や無料の適応検査をおこなっている
  • 医師の実績
  • 費用
  • 他(アフターフォローや視能訓練士の有無)

無料説明会や無料の適応検査をおこなっている

話を聞きたい、自分の眼は手術可能かどうか知りたいと思っている方は多いでしょう。

でも行ったら先生が怖かったとか、雰囲気が悪い、手術受けるのを断ることができないかもしれないと考えると、行くのに二の足を踏んでしまうかもしれません。もし無料説明会があると気軽に行けますし今日は話を聞きに来ただけだからと帰宅しても何も言われないので安心です。

無料説明会や無料での適応検査をおこなっている所は、手術に関して丁寧に説明してくれますし個別に相談にも乗ってくれますので、クリニック選択の際確認してみてください。

個人的に、患者さんが来院されたときICL手術の詳細はお伝えしますが、手術を受けるよう無理強いはしません。

手術ですのでリスクは少なからず伴いますし、しっかり理解した上で手術を受けていただきたいとスタッフは思っていますので、気になる方は気軽に眼科に行ってみると良いですよ。

医師の実績

ICLの取扱はあるけど年に数回しか手術をおこなっていないところもありますので、実績はある程度あった方がスタッフも医師もICLについての知識や技術がありますので安心です。

ちなみに術式としては、白内障手術に似ているのでICLの実績が少なくても白内障手術の実績が多いところも安心して手術を受けられるでしょう。

費用

ICL手術は基本自費診療ですので、費用は各クリニックによって設定が違います。

費用が高いと良い医療を受けれるかどうかはイコールではありませんし、安いから手抜きの手術というわけでもないです。費用も考慮しながら、他のポイントもおさえつつクリニックを選択すると良いでしょう。

ちなみにですが、都内23区での最安値は先進会眼科。

それとほぼ同額で、品川近視クリニックと新宿近視クリニックが続きます。

他(アフターフォローや視能訓練士の有無)

アフターフォローがしっかりおこなわれているかどうかも重要です。

手術後は定期的に眼科受診する必要がありますので、自費の費用は手術後の定期検査がいつまで含まれているのか、トラブルがあった時は何年間保証してくれるのかなども確認する必要があります。

また、眼科やクリニックには基本視能訓練士が在籍し検査をおこなっているはずですが、在籍していない所も多くあります。視能訓練士は大学ないし専門学校で数年間の勉強を経て国家資格を取得していて、目に関する知識はしっかりあるので視能訓練士のいる所を受診すると良いです。

東京23区でICL手術が受けられるクリニック

 費用(税込み)特徴
品川近視クリニック(千代田区)両眼46万 度数により両眼53.7万
(乱視用は+10万)
無料説明会あり
無料で適応検査・相談可能
3年間の手術保障、1年間定期検査可能
無料託児所あり
新宿近視クリニック(新宿区)両眼46万 度数により両眼53.7万
(乱視用は+10万)
無料で適応検査
メールでの無料相談あり
3年間の手術保障、1年間定期検査可能
先進会眼科(新宿区)両眼45.1万(度数により52.8万)
(乱視は+11万)
無料で適応検査
遠近両用ICLあり
感染症起こしたことなし
サピアタワー アイクリニック東京(千代田区) 両眼68万(乱視は78万)
片眼は半額
無料説明会あり
遠近両用ICLあり
南青山アイクリニック(港区)両眼68万(乱視は78万)無料説明会あり
無料で適応検査
アイケアクリニック 銀座院(中央区)両眼70万(乱視は80万)片眼40万
(乱視は45万)
遠近両用ICLあり
山王病院アイセンタ―(港区)両眼77万 片眼38.5万 
杉田眼科クリニック(葛飾区)両眼66万(乱視用+5万)不定期に無料説明会
いやま眼科(新宿区)両眼60万 片眼40万(+税) 
池上きくち眼科(大田区)片眼30万(乱視35万)(+税) 
大沢眼科・内科(豊島区)両眼49万8000(度数により両眼56万)
(乱視は+5万)(+税)
 
かきのき眼科(品川区)片眼31万5770 
眼科松原クリニック(豊島区)両眼54万7800(度数により61万6000)
(乱視は+5万)
 
慶應大学(新宿区)両眼70万 片眼35万(+税) 
聖路加国際病院(中央区)両眼77万 片眼33万 
たかせ眼科(目黒区)  
深作眼科六本木院(港区)  
めじろ安田眼科(豊島区)両眼68万 片眼34万 
吉野眼科クリニック(台東区) 相談料15分4400円
六本木 柴眼科(港区)  

東京23区内、費用比較

両眼50万以内で手術を受けられるクリニックを紹介します。

(近視度数や乱視がある場合は追加料金あるので注意)

費用特徴
先進会眼科(新宿区)両眼45.1万(度数により52.8万)
(乱視は+11万)
無料で適応検査
遠近両用ICLあり
品川近視クリニック(千代田区)両眼46万 (度数により53.7万)
(乱視用は+10万)
無料説明会あり
無料で適応検査・相談可能
3年間の手術保障、1年間定期検査可能
無料託児所あり
新宿近視クリニック(新宿区)両眼46万 度数により両眼53.7万
(乱視用は+10万)
無料で適応検査
メールでの無料相談あり
3年間の手術保障、1年間定期検査可能
大沢眼科・内科(豊島区)両眼49万8000 度数により両眼56万
(乱視は+5万)(+税)

両眼50万以下でICL手術を受けられるクリニックが東京23区内に4つあります。もし費用を重視してクリニックを選ぶ場合、通える場所にあるか、そして各クリニックの特徴がありますのでよく比較検討してください。

次からは費用や評判を考慮して東京で手術を受けられる眼科を紹介します。

@品川近視クリニック:国内最多の実績数、ほぼ最安値、託児サービスがある

@新宿近視クリニック:ほぼ最安値、検査内容が充実している

@先進会眼科:都内23区の最安値、開院以来感染症なし

@サピアタワーアイケアクリニック:ICLエキスパートインストラクターが在籍

品川近視クリニック

近視矯正手術を専門におこなっている品川近視クリニックは手厚いサービス満点、実績も申し分ありません。

無料説明会・適応検査無料

無料説明会や適応検査は無料のため気軽に問い合わせができます。

実績

国内最多の実績を誇り、2019年にはICL国内最多症例数を受賞しているそうです。2019年頃から症例数が増え、月に200件を超えるようになり2021年7月では527件とものすごい数の手術をおこなっています。

費用・保証

-5.00Dまでの近視度数であれば両眼46万 -5.00以上の近視度数だと両眼53.7万(乱視用は+10万) で、これは都内23区ではほぼ最安値です。また3年間の保証があり、再手術や追加手術が3年間無料で対応してもらえるので安心です。

その他

個人的にびっくりしたことは託児所があることです(*条件や上限あり)

ICL希望する方の中にはおそらくママも多くいますが、子供の預け先に困り検査も手術も受けられない・・そんな方は少なからずいるでしょう。

条件はあるものの、無料託児所があれば手術を受けるハードルは下がりますよね。

また遠方から来る方に向けて、上限最大1万円まで補助してくれるサービスもあります。

品川近視クリニック基本情報
費用両眼46万 (度数により53.7万)
(乱視用は+10万)
最寄駅JR有楽町駅「銀座口」「中央口」より徒歩1分
*東京メトロ 丸の内線・日比谷線・銀座線の銀座駅より連絡通路あり
休診日なし
診療時間10:00~20:00

新宿近視クリニック

新宿近視クリニックも品川近視クリニックと同様、近視矯正手術を専門におこなっている病院です。

無料説明会・適応検査無料

無料説明会や適応検査は無料です。気軽に問い合わせができます。

実績

実績数としては品川近視クリニックに劣るものの、2020年12月までの実績は総数2647件です。こちらもたくさんのICL手術をされていることがわかります。

費用・保証

-5.00までの近視度数であれば両眼46万 -5.00以上の近視度数だと両眼53.7万(乱視用は+10万) で、品川近視クリニックと同額の都内23区ではほぼ最安値です。

また、3年間の保証があります。再手術や追加手術が3年間無料で対応してもらえるので安心です。

その他

ホームページに案内されいている検査項目を見るときちんとした手順を踏んだ検査をおこなっているようです。

特に散瞳後屈折検査について、人間は無意識にピントを合わせようと調節していますが、特に若い方は調節する力が強く、そのせいで正しく遠視・近視・乱視が測定できなくなることがあります。しかし、こちらではそのピント合わせの力を取り除く薬を使って、正しい遠視・近視・乱視の度数を測定しています。

この検査は時間がかかるのと、患者さんへの負担が多少あり検査した後4~5時間くらいはピント合わせができないので見えにくくなる上、光をまぶしく感じ、車の運転も不可なのでこの検査を省略するところもあるようです。ですがとても大切な検査なので省略せずにしっかり行われているので安心です。

また、ホームページからうまく見つけられなかったのですが、託児サービスがあるという噂も聞きました。

新宿近視クリニック基本情報
費用両眼46万 度数により両眼53.7万
(乱視用は+10万)
最寄駅JR新宿駅西口より徒歩4分
都営大江戸線 新宿西口より徒歩1分
休診日なし
診療時間10:00~19:00

先進会眼科 東京

徹底した清潔管理・安全管理の下で手術がおこなわれることを重要視している、安全・安心なクリニック・先進会眼科東京です。

無料説明会・適応検査無料

無料説明会や適応検査は無料です。気軽に問い合わせができます。

実績

先進会眼科東京でのICL手術は12年の実績があります。

これはICLが2010年に厚生労働省に認可された当初から取り扱いがあるのでしょう。また、ICL認定医も在籍していますので安心して手術を受けられます。

費用・保証

こちらは都内23区での最安値で、-5.00までの近視度数であれば両眼45.1万 -5.00以上の近視度数だと両眼52.8万(乱視用は+11万) です。

また、術後1年間の検診の費用も含まれています。安く手術を受けたい方には候補にあげるべき眼科です。

その他

40歳前後i以上の方は老眼の心配もしなければならない年齢となりますが、こちらの眼科では遠近両用ICLの取扱があります。老眼の事を考慮されICLはあまり勧められないと言われてしまう方には遠近両用ICLを取扱っているこちらの眼科がおすすめです。

また徹底した清潔管理・安全管理の下、手術をおこなうことを重要視しているため、安全・安心して手術を受けられます。

先進会眼科 東京基本情報
費用両眼45.1万(度数により52.8万)
(乱視は+11万)
最寄駅JR新宿駅西口より徒歩4分
都営大江戸線 新宿西口より徒歩1分
休診日火曜日
診療時間10:30~19:00
*日・祝は10:30~18:00

アイクリニック東京サピアタワー

最初に細かい所までしっかりとした案内を提示してくれます。

うやむやな部分がなくしっかりとした対応ととってくれるクリニック・サピアタワーアイクリニックです。

無料説明会あり

ホームページを見る限り、無料説明会は週に1回ペースでおこなわれているようです。

説明会時に簡単な検査を受けることができ、マンツーマンで説明を受けられるようなので思う存分聞きたいことが聞けます。

ICLエキスパートインストラクター在籍、執刀

サピアタワーアイクリニックでは「ICLエキスパートインストラクター」の資格を持つ医師が手術をおこないますが、日本でこの資格を持つ医師はまだ9名しかいません。また他にも複数人の医師が在籍しているため、外科手術の執刀医・経過観察時に診察医を指名できるようです。

費用・保証

費用は片眼:34万・両眼:68万で、乱視が入ると片眼:39万 両眼:78万です。

また、保証は3年間です。ICLレンズ入れ替えや取り出しを希望する際、3年間以内であれば無料でおこない、それ以降の場合、レンズ入れ替えは通常費用の50%、レンズ取り出しは1回10万円(白内障手術をサピアタワーで受ける方は無料)とのことです。

その他

たくさんの患者さんの手術をしてきた実績から、何かあった時の対応をきちんととってくれるクリニックです。

また、こちらでは遠近両用ICLの取扱もありますので老眼が始まっていても手術対応が可能です。

他にもレーザー白内障手術にも特化しているため、「見え方の質にとことんこだわりを持つ」事をモットーにしたクリニックです。

アイクリニック東京 サピアタワー基本情報
費用両眼68万(乱視は78万)
片眼は半額
最寄駅JR東京駅日本橋口より徒歩3分
東京メトロ東西線 大手町駅徒歩1分
休診日木曜日
診療時間9:00~19:00
*日は9:00~18:00

ICLのメリット・デメリット

東京でICL手術が受けられるクリニックがわかった所で、ICLのメリット・デメリットについて解説します。

メリット

ポイント
  • 鮮明でクリアな見え方
  • 強度近視も対応可能
  • 何かあったときは取り出し可能
  • UVカット機能がついている

LASIKと比較するとICL手術は近視度数や乱視が強くても適応範囲がとても広く、手術後の見え方も良好です。しかも眼の表面を削って形を変えるわけではないので眼の状態は変わらず、何かあった時にICLを取り出すことも可能で元に戻せることが大きなメリットです。

デメリット

ポイント
  • 費用が高い
  • 眼内炎などのリスクがある

LASIKよりも一般的に費用は高額です。

そして眼の中にICLレンズを挿入するため、手術の際眼の中で炎症が起こって大きな問題になるリスクがあります。手術で起こらないように一番気を付けているという眼内炎は、手術管理方法などによって起こる事もあるので清潔に関してしっかり徹底されたクリニックを選ぶことは大切です。

ICLについてのQ&A

何年もつか?

基本的には数十年レンズが劣化する事はありませんので、レンズの劣化によって取り出す可能性は低いです。ただしレンズの色が変形することがまれにあるようですが、見え方に問題なければそのままで良いようです。

ちなみに加齢現象と言われている白内障にかかったときに白内障手術をおこないますが、その際レンズは取り外します。

日帰り手術は可能か

基本はどのクリニックも日帰り手術をおこなっています。ただし手術の翌日など手術後は頻回にクリニック受診する必要があります。

いつから仕事ができるか

翌日より見えていれば仕事は可能なようですが、力仕事だったり運転する仕事は数週間控えた方が良いと説明するクリニックが多いようです。また、手術後に一過性の症状の関係で多少見えにくかったり、慣れるまで時間がかかったりする場合もあり、そして手術後の診察も頻回にあるので仕事は数日お休み取るように案内されます。

失明の可能性

余程の眼内炎や角膜障害が起こらない限り失明の可能性はかなり低いようです。以前調べてみたところICL手術を受けて失明した人はまだいないと書いてある記事を見つけたことはあります。(個人調べです)

手術を受けられない人はどんな人?

眼や全身に疾患を持っている人、妊婦さんや授乳期の方はお断りされることがあるようです。また、神経質な方や見え方に細かいこだわりがある人にICLは向かないとの記載もありました。

まとめ

東京都内でICL手術を受けられる施設、そして選び方をご紹介しました。それぞれ特徴があって魅力的な病院はたくさんありますので自分が納得いく病院をぜひ見つけてみてください。

近視で眼鏡やコンタクトが手放せない人にとって、裸眼で物が見えるようになることは世界が変わるくらいとても喜ばしい事かと思います。ICLの手術を受けた大半の方が喜んでいる、そんな姿をよく聞くので一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

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