【ラセック】痛いって本当？レーシックとの違いと手術受けられる病院

ラセックの手術は痛いと聞くけど、どのくらい痛いの？本当に痛いの？などといった疑問にお答えします。ラセックの手術についてレーシックと比較しながら解説し、どんな手術なのかメリットがあるのかなどについてから、手術を受けた方のリアルな感想も書いていきます。

最後には手術を受けられる東京の病院の紹介もします。

特に実体験された方の話を書いてますので、よりリアルなラセック手術について、痛みに対する疑問も知ることができますのでぜひ最後まで読んでみてください。

ラセック手術とは

レーシックと似た手術方法でラセック（LASEK）という手術方法があります。

レーシックと同じように角膜を削って近視を矯正する方法ですが、レーシックとの大きな違いは角膜にフラップ（蓋）を作るか作らないかの違いです。

ラセックはフラップを作らず角膜の表面を液体でふやかした後に削り、そこに近視や乱視矯正分レーザーをあてて削ります。ふやかして削った部分は10日か2週間くらいかけて再生していきます。

レーシックはフラップ（蓋）を作って開けて、そこに近視や乱視分のレーザーをあてて削りフラップ（蓋）を閉じます。

ラセックの特徴

ではラセックの特徴は何があるのでしょうか？メリットとデメリットから、レーシックとの違いも考えラセックというものに迫ります。

【メリット】レーシックより良い？

レーシックのように眼の表面の角膜を切ってフラップ（蓋）を作ると、その切った部分の影響で手術後半年くらいドライアイやハローグレアの症状が起こります。ですがラセックの場合はフラップ（蓋）を作らないためそれらの症状は随分抑えられます。

【デメリット】痛いって本当？

レーシック手術と聞くと、手術が終わった瞬間から良く見えるようになると言われますが、ラセックは10日から2週間ほどの時間をかけて見えるようになります。

ラセック手術は、フラップ（蓋）の代わりに眼の表面の角膜を削りその部分の再生を待って初めて見えるようになるため、再生している間は見えたり見えにくかったり乱視のように歪んで見えたりして時間をかけて見えるようになっていきます。

そしてその再生している最中、特に手術直後は強い痛みを感じる方が多いです。

レーシックとの違い

手術方法の違い以外に挙げられるものとしては、メリット・デメリットで挙げたように手術直後の見え方と痛みに大きな違いがあります。

ラセックは手術後2週間ほどは見えにくさを感じる上痛みがありますが、レーシックは手術直後からよく見え痛みもほとんどありません。

ただし、レーシックはフラップ（蓋）を作った影響として半年ほどドライアイやハローグレアを感じる期間がありますが、ラセックは比較的そういった症状はおさえられます。

どんな人に向いてる？

レーシックでフラップ（蓋）を作るよりも、ラセックでの術式の方が角膜の厚みの必要量がわずかに薄いので、角膜の厚みが薄いと言われた方にはラセック手術も選択肢としてあっても良いでしょう。

また格闘技などのスポーツをする人にフラップ（蓋）をつくると、衝撃でめくれてしまう可能性がなくはないので、ラセックのほうが安全だと言えるでしょう。

実際の体験者の声

ラセック手術を受けた方を多く知っているので、実際の体験談をつづっていきます。

手術中はどうだった？

局所麻酔なので意識はある分怖いと思っていたけど、そんなことはなく手術はあっという間に終わった。

手術中、眩しい光を感じるだけで、何かが見えて怖く思うこともなかった。

点眼麻酔でおこなうので、医師や看護師の会話は普通に聞こえていましたが、特に怖い事はなかったという方がほとんどです。

また痛みは特になく、ぼんやり光が見えるくらいで見え方で怖さもなかったようですが、手術中は一番眩しい所をしっかり見るよう言われたけどそれが難しく「見る場所が違う」と注意されたという人が何人かいました。

手術後の痛みはどうだった？

痛いと聞いてはいたけど、本当に痛かった。翌日から仕事しようなんて思っていたけど、きちんという事聞いてしばらくは安静にすれば良かった。

とにかく痛みを訴える人が多いです。手術直後から数日は痛みが強いので医療用のコンタクトレンズを装用して痛みをおさえますが、それでも痛みが強く内服薬を飲む方も多くいました。

眼が開けられなく、仕事はできる状態にもなくとにかく辛かったという声があるので、手術後に何か大切な予定を入れることはもちろん、仕事もセーブできる状態にしておいたほうが良いでしょう。

手術後の見え方はどうだった？

もともと裸眼でほとんど見えなかったので、手術直後もなんだかんだ見えた。

けど本格的にしっかりと見えるようになってきたのは2週間ほどたってからで、それまでは見えにくい日があったり見えたりと安定しない見え方だった。

手術直後は、手術前の裸眼の状態よりは見えるけど、1.2が見えるような見え方ではないという声が多くありました。

手術後見えにくさがあるけれど、もともとの裸眼視力が基本的には良くない方ばかりなのでそれよりは見える、でもすっきりと見えるようになるには平均して10日くらいの時間がかかるようです。

見えるようになった？

手術後しばらくはすっきりしなかったけど、その期間を過ぎたら快適に良く見えるようになった。手術してから1年ほど経つ今も問題なく裸眼で見えている。

手術直後の見えにくい期間を超えると、目的の視力値（1.0や1.2など）まで見えるようになります。割と手術後の経過が良い方が多く、裸眼で過ごせるようになったしよく見えると喜ぶ声が聞かれます。

ラセック手術を受けられる病院～in東京～

東京でラセック手術を受けられる病院を紹介します。以前は他の病院でもおこなっていたようですが、2023年2月現在は以下の通りで限られた施設でしかおこなわれていないようです。

	最寄駅	費用	特徴
新宿近視クリニック	新宿駅西口より徒歩4分 新宿西口より徒歩1分	VarioDesignLASEK：209000円（税込） プラチナLASEK：174900円（税込）	定期的に無料説明会あり 幅広く視力矯正手術をおこなう
杉田眼科	金町駅より徒歩3分	両眼　198000円（税込）	丁寧な検査でしっかりとしたデータを残す レーシックでなくラセック手術のみおこなう
冨田実	東銀座駅より徒歩2分 銀座駅より徒歩5分	両眼　298000円（税込）	手術執刀10万症例以上 眼科医4名在籍 様々な近視矯正手術をおこなう

新宿近視クリニック

新宿近視クリニックは、ICLやレーシック、リレックススマイルなどといった様々な近視矯正手術をおこなっているクリニックです。

近視治療の実績は10万件以上と経験豊富な、厚生労働省認定先進医療実施施設でもあります。無料説明会も定期的に開催されており、さまざまな治療方法についての説明してくれ、自分に合う治療法の提案もおこなってくれます。もちろんラセッ手術についても相談にのってくれます。その際簡易検査も無料でおこなってくれますので一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

新宿近視クリニック	基本情報
費用	VarioDesignLASEK：209000円（税込） プラチナLASEK：174900円（税込）
最寄駅	JR新宿駅西口より徒歩4分 都営大江戸線　新宿西口より徒歩1分
休診日	なし
診療時間	10:00～19:00

杉田眼科

杉田眼科ではレーシックではなく、ラセック手術をおこなっています。

手術前の検査を大切に考え、国家資格保有者の視能訓練士が細かく綿密にしっかりとした検査し、その後の説明にも重点を置いています。丁寧に説明を聞きたい方、しっかりとした検査を受けたい方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

杉田眼科	基本情報
費用	両眼で198000万（税込）
最寄駅	JR金町駅より徒歩3分
休診日	日・祝
診療時間	8:30～17:30 ＊土曜は8:30～13:00

冨田実アイクリニック

冨田実アイクリニックではレーシックやICLなどの近視矯正手術や老眼治療など幅広く治療をおこなっており、院長は眼科手術執刀10万症例以上の実績があります。

手術後のアフターケアに対して大切にし再手術保障制度を設けたり、診療を大切に考えることから1日の手術件数を抑え、患者さんと向き合う時間を大切に考えています。多くの実績を持つ医師の手術を検討している方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

冨田実アイクリニック
費用	両眼　298000円（税込）
最寄駅	東京メトロ日比谷線・都営浅草線東銀座駅より徒歩2分 東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線銀座駅より徒歩5分
休診日	年末年始
診療時間	9:30～13:30/15:30～19:00

まとめ

ラセック手術についてや、痛みなどの患者さんのリアルな体験談、手術を受けられる病院についてまとめました。ラセックとレーシック、それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分に合った手術方法を選び、自分に合う病院を見つけ快適な視生活を送れますように願っています。